社会福祉法人 広島県リハビリテーション協会

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社会福祉法人広島県リハビリテーション協会 基本情報

令和5年度社会福祉法人広島県リハビリテーション協会法人事業計画

社会福祉法人 広島県リハビリテーション協会
理事長 河内 昌彦

令和5年度を迎え3年以上続いていた新型コロナウイルス感染症は、名称が「コロナウイルス2019」と変更され、この5月8日には感染症法上の位置づけも「2類」から「5類」に引き下げられます。昨年度は、ときわ台ホーム、特別養護老人ホームときわ、ときわ呉の入所3施設共に施設内クラスターが発症し、各施設職員が、その対応に追われる日々が続き、その感染拡大防止に向けて職員一同一致協力して対応してまいりました。漸く一般社会生活は終息への出口が見えそうな状況下ではございますが、我々医療・福祉施設では引き続き感染防止対策が求められ、今後も適切に対応してまいります。

当法人は昨年コロナ禍真っ只中で法人設立50周年を迎え、記念の行事等はできませんでしたが、今年は法人本部を置く基幹施設である、ときわ台ホームの開設50周年の節目の年を迎えます。ここ数年間、コロナ禍生活で、普通ではない事が普通となり、当たり前のことがそうではなくなった状況にありました。そのため、この大きな節目の年を迎え、今一度、社会福祉法人本来の姿を見据え、新たな時代のニーズに即した、心温かい質の高い福祉サービスを提供することを意識して、ご利用者様、ご家族様、地域の皆様と、この法人を支え働いてくれている職員が、日々、より潤い豊かな心と生活を感じられ、笑顔のあふれる生活となるよう新たな歩みを進めてまいります。

それを実践していくためには、個々の職員の意識を統一して同じ目的・目標に向かい、1+1が2ではなく、3にも5にもなるように連携することで、より一層組織力を強化し、施設のご利用者様だけでなく地域における誰もが安らぎ心豊かな生活を享受し得る共生社会、ソーシャルインクルージョンの構築の中心的な役割を果たしてまいります。

社会福祉法人経営では、人材不足が他の業種以上に厳しい状況と言われおります。現在、当法人に居る人材ならぬ人財を、より大切にし、働きやすく、やりがいのある職場環境の整備をさらに進め、自身の家族に利用させたいと思える職場、他に自慢できる職場にして、各施設・事業所それぞれの役割や機能を十分に活かし、地域における福祉財産として共生型福祉の発展に寄与してまいります。

令和5年度法人事業計画

  • アフターコロナにおけるご利用者様への質の高いサービスの提供

  • 〜設立50周年を迎え、基本に戻る〜

    (1) 利用者本位の相談・支援とその権利擁護
    (2) 社会福祉法人職員(プロ)として質の高いサービス提供
    (3) チームワークによる報告・連絡・相談・確認などの実践
    (4) 地域における関係機関との連携・協力の推進
    (5) 地域共生、インクルーシブ社会の推進