社会福祉法人広島県リハビリテーション協会 令和6年度法人事業計画
社会福祉法人 広島県リハビリテーション協会
理事長 河内 昌彦
令和6年度を迎え、コロナウイルス感染が減少しその社会的制約も緩和されていますが、社会福祉関係施設では引き続きその防止対策が求められ、継続してコロナウイルス感染防止対策に向けて適切に取り組みます。
社会福祉施設の使命の一つには、ご利用いただいている方々の日々の健康と共に生命の維持あるいは回復、日々の生活における心豊かで潤いのある幸せで笑顔のある暮らしに向けて適切な個別支援の実施があります。こうしたなか、危機管理を徹底し、今年度も引き続きご利用いただいている方々の生活上の安心と安全の確保と福祉サービスの質の向上を図ります。
一方、地域共生社会の構築に向けて社会福祉法人の在り方を問い、役割や機能を適正に発揮することが求められています。引き続き、人間福祉としての心温かい文化的交流と地域福祉の創造に向けて地域共生推進事業を展開したいと考えています。
社会福祉法人経営では、ご利用者様への人間福祉の視点から福祉サービスの質の向上と、職員の処遇改善を図り、危機管理の下、施設福祉推進にあたり、あるべき将来への希望と創造に向けて、情熱と福祉の心をもってさらなる福祉文化の発展に寄与したいと考えています。
令和6年度においても、ときわ台ホーム、ときわ呉、地域密着型特別養護老人ホームときわについては、それらの施設の役割や機能を十分に発揮します。共生型福祉施設の特徴である多世代交流支援センター、八本松地域包括支援センター、地域活動支援センター、地域福祉支援センターなどの事業においてもご利用いただく方々のニーズに的確に対応し、相談支援や種々の交流なども可能な限り実施します。さらに、令和6年度から「地域共生推進センター」を地域活動支援センター内に開設し、東広島市とも連携して地域のおける諸課題の解決を図ってまいります。
またEPA等海外からの介護研修生の受け入れも進めていきます。地域に愛され信頼され共に歩む施設として、当法人役職員一丸となって、将来を見据えて社会福祉の発展と人々の幸せな人生や生活の実現のため尽力します。
令和6年度法人事業計画
1.質の高い施設サービスの提供と福祉文化の創造への取り組み並びに危機管理強化
(1) 障がい児者、高齢者、児童などへの質の高い医療・福祉サービスの提供
(2) 社会福祉事業に係る危機管理強化と将来展望による法人経営の在り方の検討
(3) 「地域福祉」「地域共生」「福祉文化」の創造・発展に向けての取り組み2.法人事業の充実強化と社会貢献事業の推進
(1) ICT活用への取り組みと地域共生社会推進のための組織化とその事業展開
(2) 少子高齢社会のニーズに対応したEPA等人材(財)確保とその働き方改革の推進
(3) 地域密着連携会議、地域活動支援、相談支援などの実施により地域福祉・在宅福祉の推進